僕はスラムダンクリアルタイム世代ではないのですが、兄の影響で多感な時期にこの漫画に出会うことができた。
中学時代はスラムダンクの影響もあって(正直、友達に誘われたからです。)バスケ部に入ったりしたけど、漫画のようなヒーローにはなれずにそのままバスケ自体からは離れていってしまった。
そうやって、競技からは離れても色あせず僕の中で伝説の作品としてスラムダンクは輝き続けていた。
そんなスラムダンクがこの冬映画化すると聞いて、一体どんな映画になるのか?と不安と期待を込めて待っていた。
ただ、元々この手の漫画のアニメ化にいい思い出があまりないうえ、公開前に声優問題で炎上したりと、かなり不安になる要素もたくさんあった。。
そんな中で映画を見てきた感想は「傑作」の一言。本当に最高の作品だった。
ここからはネタバレありで今回の映画の感想を書いていく。
宮城リョータをメインに山王戦を描いた今作。
まず、冒頭。「なるほど、山王戦ね!っかぁ〜そうきましたか!そうだよね!スポーツ漫画の最高峰だもんね!」という始まり。
そこがわかっていくまでの演出がもう最高。ゾクゾクが止まらなくて映画館でニヤニヤしちゃった。
試合が始まった後のテンポもめちゃくちゃ良くて、作画も最高。
もうね、井上先生の漫画がそのまま動いているような表現でしたね。
当初、CGで作成するという報道に不安があったけど、むしろ最高でしたね。
パンフレットにも書かれていたけど、バスケを表現するためにCGを取り入れる必要があったというのにも大納得。
今回の主役の宮城リョータの生い立ちは見ていて本当にしんどかったけど、それをふんわりと乗り越えていく、救われていくのは見ていて本当に良かった。
あと、最後にアメリカ留学していて沢北と邂逅するのめちゃめちゃエモい。
同学年だし、世界線としてはリョータと沢北がライバル関係築くのは有りえそう。
最後に
今作の影の主人公は沢北。異論は認める。