ゴリラの独り言

ゴリラがなんか言ってるだけ

【映画】「ゴールデンカムイ」感想

キングダムの信役をやっていることでもおなじみの山崎賢人君がまたもやヤンジャン実写化の主人公をやるとのこと。天下の大将軍を目指しながら金塊争奪戦に参戦するとか忙しすぎてヤバそう。。

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山崎君の労務は気にしないようにして、公開前からキャストに付いてなど各方面で話題となっていた本作を見てきたのでこれからネタバレありで感想を書いていく。

まず、見終わって一番に思ったのが悪くないじゃん。。。だった。個人的には漫画の実写化ってハードル激下げしてから見に行くのだが最近の実写化ってそこまで悪いもの少ないように思う。そんなことない?

制作陣をよく見てみるとキングダムの制作スタッフがかなりいるらしく、実写化のノウハウがしっかりしてるんですかね。原作へのリスペクトを感じられる作りになっていたのはとても好感度高かったし、漫画だから笑える表現のギャグパートなんかも比較的抑えめにしているのも良かった。実写でおもしろいでしょ?みたいな感じで原作ギャグやってるの好きじゃないんですよねぇ。微妙に滑ってるというか、見てるこっちが恥ずかしくなるという。。わからない?

本作は1作目で続編も作る予定なのだと思う。そういう意味でも今作がヒットしているのはとても良かった。今のペースだと、5作くらいでなんとか収まる?ってレベルなので完結まで何年かけ想定なのかわからないけど、続編を首を長くして待とうと思う。そして、谷垣ニシパでどこまで遊んでくるのかに特に注目していきます!(少女歌劇団はぜひ見たい…!)

 

【映画】「リトル・マーメイド」感想

久しぶりの投稿となりました。

 

ブログを書かない間も色々と映画は見てきたんですが、それらは気が向いたら書きます。今後も見た作品が増えていくわけだから多分書かないんだと思うけど。。。今回は、キャスティングで色々と話題になったリトル・マーメイドの感想を手短に。。

 

キャスティングで色々言われていた本作だけど結果から言えば僕は主演含めて嫌いじゃありませんでしたね。(フランダー、、、お前だけはもうちょっとどうにかならんかったか?)

ストーリ−も女性の自立みたいなものを大げさに出してこない原作の理解から大きくズレいていなくてよかったと思います。(ただ、アリエルが甲板の王子をちょっと見ただけで惚れるのは大丈夫か?ってなる)

ポリコレの賛成派と否定派の燃料にされたように思えた本作だけど、改めて見たら王道のプリンセスものだと思ったし、リトルマーメイドの世界観をうまく実写化していたと思いました。僕個人としては好きでしたよ。

ディズニープラスで公開されているので、ディズニープラスに加入している人は見て損ないよ!

 

2月に見た映画とか色々

2月はクレヨンしんちゃんの映画を全作見直したり他にも下記の映画を見たりで割と映画鑑賞できた一月だったと思う。

クレヨンしんちゃんの映画についてはいずれ改めて全作レビューを記載したいと思う。(大変なのでしないかも。全部面白かったよ!)

【スクール・フォー・グッド・アンド・イービル】

ネトフリオリジナルの映画。なんとなく、おすすめに出てきたので視聴。

最近ネトフリオリジナルも気づいたら増えていて話題にもならずに埋もれていくオリジナル作品があるかと思うと悲しい。話題になっていないオリジナル作品こそ拾っていきたい。(逆張りしてるわけじゃないよ。)

本作はおとぎ話の主役と悪役を要請する学校のお話。この手のメタ的なお話って昔からちょこちょこある気がするけど、本作はメインキャスト2人の対比と善悪の対比について現代の価値観で描き直そうとしている意欲を感じた。原作が児童書らしいので、その辺り踏まえて見ると子供が見るのにはストーリーやビジュアル含めてワクワクできるのでいいと思う。

個人的にはソフィーが可愛いから満点。

 

南極料理人

寒い日が続いていたので寒い日には寒い(物理)の映画を。ということで視聴。

堺雅人さんの主演作品。堺雅人演じる西村が南極観測隊の料理人として南極でいろんなおじさんたちに手料理を振る舞う映画。おじさんたちがキャッキャしている映画っていいよね。なんか平和で。

 

本能寺ホテル

キムタクの信長が公開ということで、いろんな信長を見よう。ということで視聴。綾瀬はるか綾瀬はるかっぽい天然ドジキャラを演じているだけで満点。

信長ってめちゃくちゃ有名で誰でも知っているけど、いろんな解釈があるので舞台装置としてはどんな形でも使える便利屋さんだと思う。(信長好きの皆さんごめんなさい。)

本作の信長は臣下から恐れられているが、芯のある戦国武将として描かれている。その信長との交流を通して、綾瀬はるかが本来の自分のやりたいことや生き方を考え直すというストーリー。そう思って振り返ると綾瀬はるかの成長イベントとのしての本能寺の変なわけだし深く描かないことは良かったと思う。あとオチに関しても同様にあれで良かった気がする。

僕にとっての信長の解釈は山岡荘八先生の「織田信長

 

【モービウス】

公開当時に見ていなかった作品なので視聴。

ヴィランのマイロから主人公に向けられる歪んだ愛情と友情が重かわいい。

 

【セブン】

穏やかな作品ばかり見てきたので、名作で胸糞だと言われている本作を視聴。

七つの大罪をテーマに事件が進んでいくシナリオは巷に厨二病コンテンツとして7つの大罪を消費する現代に生まれた僕としてはそこまで目新しく感じなかった。(生まれたタイミングと見たタイミングが悪かった。)

それでもブラッド・ピットは本当にかっこよかったし、救いのないオチに対する演技は感動した。

 

【映画大好きポンポさん】

NETFLIXで配信しているのを見かけてもとから気になっていたので視聴。

天才映画プロデューサーであるポンポさんが監督になるジーンくんにクリエイターの良し悪し、映画の良し悪しを語るシーンは中学生の自分ならめちゃくちゃ影響されたと思う。

でも、おじさんの僕はわかってしまっている。現実から逃げた人間の大半は自分の心の中に世界を作っていても、どこかのなろう小説のような世界を自分に当てはめているだけ。決してクリエイターとしての潜在能力があるわけではない。そして光り輝く青春を謳歌してきた人間はそのキラキラした目で見てきた世界を僕のような日陰者にも見せてくれたりする。(逆もまた然りなんだろうけど。。)

90分くらいの映画がちょうどいいというのは大賛成。でも、3時間あっても面白ければ大好き。「Aがいい、それ以外はダメ」みたいな構文はよっぽどの場合じゃないと無理筋だよね。

 

【RRR】

今更あえて語る必要もない2022年を代表する。否、2000年代を代表する一策となるであろう本作。すでに熱量抜群の感想記事を諸先輩方が上げているので当ブログでは多くを語らない。

みんな映画館に行け!

 

その月に見たものなどはまとめて、、、と思ったけど少量でも本数を重ねると書くのもしんどいので適当に分割したりしてなるべくコンスタントに記事にしようと思いました。ブログ難しい。。

 

 

1月に見た映画色々

HELLO WORLD

プログラミングをやった人なら誰もが一度は書いたことのある単語だと思う。

映画内では最終的に全く違う意味で出てくるわけだけど、それが青春らしくて悪くなかった。(10年後の堅書君はちょっとこじらせ過ぎでは…?)hello-world-movie.com

 

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

バナナマン設楽さんが主演ということで視聴。

あくまでコメディだってことを最後にいい意味で思い出させてくれるオチでやられたと思った。コントをじっくり映画の尺でやったような印象。日村さんがちょい役で出てくるが、顔芸一発で爪痕を残して流石。の一言。

eiga.com

 

銀の匙 Silver Spoon

荒川弘先生原作の同名漫画「銀の匙 Silver Spoon」の実写化。原作の方でも畜産に対して踏み込んで描写しているけど、本作も短い尺の中で原作の描写を頑張って盛り込んでいると思う。見ていて、少しダレてしまったけどトータルでは爽やかな青春ものとして見きることができる映画だった。

eiga.com

 

ハケンアニメ!

辻村深月先生原作の同名小説の実写映画化。原作未読の状態で見たけど、アニメ描写とかにも手が凝っていて良かった。この手のヲタク文化に寄り添おうとした作品ってリア充の偏見だらけで作られているようで苦手だったんだけど本作は過剰な演出もなくてみやすかったので良かったです。

https://haken-anime.jp/

映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」感想

アバターの1を見に行ったのが10年以上前で始めて見たときはその映像美に圧倒されたものだった。

ときは過ぎて2022年に公開された前作の続編、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が公開されたので見てきました。その感想をネタバレありで書いていく。

www.20thcenturystudios.jp

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12月に見た映画色々

ディア・エヴァン・ハンセン

映画公開時に見に行こうと思っていたものの結局行かずに終わったやつ。正直、「優しい嘘」とは思えなかった。。

登場人物が全員自分勝手な人たちに見えて感情移入も思ったほどできなかった。

教訓はSNS社会で嘘はダメ。ってこと。

悪の教典

貴志先生の作品として認識していたので視聴。

伊藤英明がはまり役。実写化映画ってどうしても小説の細部を端折らないといけないせいで内容が薄っぺらくなりがちだけど、細部の描写がないのがかえって得体のしれない感じがでててよかった。

山田孝之助演男優賞もらってもいいと思う。

mv.avex.jp

漁港の肉子ちゃん

「製作:吉本興業」と聞いて変なお笑い要素とか入れてくるのかな。って少し遠ざけていましたけど、僕は嫌いじゃなかったですね。大竹しのぶさんってなんでもできるんだなと思いました。

29kochanmovie.com

SING2

プライムビデオがやたらとオススメしてくるから鑑賞。ラストのライブは思った以上に見ごたえがあったし、見終わってからもう一度曲を聞きたくなるくらいには魅力があった。スキマスイッチスキマスイッチ丸出しだったのがいいですね。

www.nbcuni.co.jp

神在月のこども

子供以上、親未満みたいな僕にはこの手の映画ってどう見ればいいのかどんどんわからなくなっている気がするんですよね。

ロードムービーとして見ると、道中の描写が軽すぎるし主人公が旅を通して成長している感じがあんまりしなくて残念だったかな。お母さんとの思い出だけで結局何とかなったような。

kamiari-kodomo.jp

 

劇場版 呪術廻戦0

少年ジャンプの人気漫画の映画化

本線の前日譚。乙骨君にフォーカスした作品。最近のアニメ映画は原作エピソードを良作画で作り直すフォーマットが多い気がする。変にオリジナルエピソードをやるのより評判がいいんだろうけど、オリジナルエピソードに解釈違いだのなんだの言うのが好きだったりするのでちょっぴり残念。

本作も原作準拠に美しいアニメーションをつけていて満足度高めの作品でした。興行的にも成功していると思うので世間的にも大成功なんだと思います。

でも、僕は虎杖くんが映画オリジナルキャラといちゃついたりするエピソードも見たいのです。(小声)

jujutsukaisen-movie.jp

 

今後もわざわざ一本にするほどではない映画などはまとめて記事にしていこうと思います。(方針変更もあるかも)

 

映画「THE FIRST SLAM DANK」感想

僕はスラムダンクリアルタイム世代ではないのですが、兄の影響で多感な時期にこの漫画に出会うことができた。

中学時代はスラムダンクの影響もあって(正直、友達に誘われたからです。)バスケ部に入ったりしたけど、漫画のようなヒーローにはなれずにそのままバスケ自体からは離れていってしまった。

そうやって、競技からは離れても色あせず僕の中で伝説の作品としてスラムダンクは輝き続けていた。

 

そんなスラムダンクがこの冬映画化すると聞いて、一体どんな映画になるのか?と不安と期待を込めて待っていた。

 

ただ、元々この手の漫画のアニメ化にいい思い出があまりないうえ、公開前に声優問題で炎上したりと、かなり不安になる要素もたくさんあった。。

そんな中で映画を見てきた感想は「傑作」の一言。本当に最高の作品だった。

ここからはネタバレありで今回の映画の感想を書いていく。

slamdunk-movie.jp

宮城リョータをメインに山王戦を描いた今作。

 

まず、冒頭。「なるほど、山王戦ね!っかぁ〜そうきましたか!そうだよね!スポーツ漫画の最高峰だもんね!」という始まり。

そこがわかっていくまでの演出がもう最高。ゾクゾクが止まらなくて映画館でニヤニヤしちゃった。

 

試合が始まった後のテンポもめちゃくちゃ良くて、作画も最高。

もうね、井上先生の漫画がそのまま動いているような表現でしたね。

当初、CGで作成するという報道に不安があったけど、むしろ最高でしたね。

パンフレットにも書かれていたけど、バスケを表現するためにCGを取り入れる必要があったというのにも大納得。

 

今回の主役の宮城リョータの生い立ちは見ていて本当にしんどかったけど、それをふんわりと乗り越えていく、救われていくのは見ていて本当に良かった。

あと、最後にアメリカ留学していて沢北と邂逅するのめちゃめちゃエモい。

 

同学年だし、世界線としてはリョータと沢北がライバル関係築くのは有りえそう。

 

最後に

今作の影の主人公は沢北。異論は認める。